こんにちはー!
突然ですが、あなたは世界でアラビア語を話す人がどれくらいいるかご存知ですか?
アラビア語は、アラビア半島や北アフリカの国々(いわゆるアラブ諸国)を中心に使用されている言語です。アラビア語を母国語とする人口は2億人を超えると言われています。これは、中国語(8.8億)、英語(4億)、スペイン語(3.3億)、ヒンディー語(2.3億)に次ぐ、世界で5番目に母国語話者が多い言語です。
また、アラビア語は、英語・フランス語・ロシア語・中国語・スペイン語と並んで、国連の公用語の1つにも位置付けられおり、政治・外交面でも重要な言語であると言えるんですよ。
そこで、本日は現地に住んでいる私が感じるアラビア語が使えるメリット4選をお伝えします。
その前に…。
現在、アラビア語を学んでみたい or 興味を持っている方けれど、どうやって勉強すればよいかわからない方は以下の2つをおススメします!
①オンラインレッスン
日本では、アラビア語を教えて下さる場所はとても貴重です。
その中で、値段がお手頃で世界どこにいても学ぶことができる場所が「バークレーハウス」。
企業700社以上、教育機関、官公庁からも選ばれている確かな実績を持っています!
短期間でアラビア語習得を目指すのであれば、ぜひ一度体験されてみてください。
②本を使って自主学習
私はこの方法を使って少しずつ学習を進めています。
少々時間はかかっても、自分のすき間時間を使いながら習得したいならばこちら!
私は現在1年ほど1日1時間程度、週2ペースですが、簡単な日常会話を話せる程度になりました♪
ずぼらな私でもカタール人と臆することなく会話ができたので、自分の気持ちと行動次第でビジネス会話レベルまでは話せると思います!
紙媒体でも電子書籍でも簡単に選ぶことができるサイトがこちら!
アラブ人と仲良くなるきっかけになる
日本人が片言の英語で会話をしたところで、「あら、あなた英語が話せるのね。すごいわ」なんて言われないですよね?ところが、多くのアラブ人は「日本人でアラビア語を話せる人は珍しい」と思っているので、たった1語でも話せると称賛されます。
私もカタール人と初対面のときは必ずアラビア語で会話をするだけで、すごく喜んでもらえて、名前を覚えてもらえたり、家にお招きしていただくようになりました!
アラブ人にアラビア語を話すと、その国の文化について積極的に教えてくださる方が多く、いろいろな考え方に触れることができます。
ビジネスの場面では英語で事足りてしまうことが多いので、アラブ圏のお客様とするビジネスマンの中にはアラビア語を知らないという方もいらっしゃいますが、相手の言語を使用することで、初対面でも相手との距離がぐっと近くなると感じています。
そして心からほめてくださる方が多く、嬉しい気持ちになりますよ。
一流企業や公館施設で重宝される
日本でアラビア語を扱える人材は少なく、英語の通訳者と比較すると約2~3倍程の報酬が支払われているようです。報酬額から見ても、日本でアラビア語を話せる人の数はまだまだ少ないようですから、かなりの需要があります。国内では、まだまだアジア圏の言語(中国語、韓国語、タイ語など)と英語の需要が圧倒的ですが、世界に目を向けると、アラビア語を理解するアジアの人々はかなり希少な存在です。
公用語としてアラビア語が話されているのは、イスラーム誕生の地メッカのあるアラビア半島(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イエメン、オマーン、カタール)などから、中東地域(イラク、ヨルダン、パレスチナ、シリア、レバノン)北アフリカ地域(リビア、アルジェリア、チュニジア、モロッコ、モーリタニア)まで。
隣国のマレーシア、シンガポールにもたくさんのイスラーム教徒が住んでいて、イスラーム教徒を対象とするその市場規模は、おおよそ300兆円と言われてますが、2030年までに1000〜1200兆円に達すると経済予測もあります。
世界の宗教別人口は現在はキリスト教徒が最大勢力ですが、2060年にはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数、その後はイスラム教徒が逆転する可能性が高いという予想もあるんですよ。
参考:米国調査会社 ピュー・リサーチ・センター
アラビア語の国々は何と言っても石油や天然ガスの産出国としてとびぬけています!
石油関係のインフラ企業、商社などは日本にも数多くありますし、各国大使館でも人材募集をかけているほどです。
通訳専門として日本とアラブ諸国とコミュニケーションで橋渡しとなれる人材は、トップ企業や公館施設でも間違いなく重宝されます。
もちろんその活躍に見合った年俸もいただけます。年収1000万円も夢ではありませんよ!
国際公務員という選択肢が広がる
国連公用語のアラビア語を習得すると、国際公務員に有利かもしれません。
国際公務員については、以下のサイトをご覧ください。
国連を中心とする組織の国際労働機関(ILO)、国際教育文化期間(UNESCO)、世界保健期間(WHO)などなどが具体的なフィールドとしてあげられます。
働くための条件はざっくりと…社会人歴2年と英語あるいはフランス語で任務遂行が可能なこと、加えて、国連の公用語が使えたら望ましいとのこと。
そして、国連機関において日本人の人材は不足しているとのこと。
日本では英語やフランス語は依然としてたくさんの人が勉強してます。
アラビア語の習得は国際的に見ても、かなり希少価値は高いということです。
社会問題を解決する国際人として働きたい!という人にとって、アラビア語を習得し、国連機関で国際公務員として働くことは現実的なルートです。
現地企業にも就職できる
日本においても名前を聞く中東の錚々たる現地企業(○○Gasや○○Air waysなど)があります。
私の知り合いにも、現地企業で働かれている日本人の方がおられます。
現地企業で働くメリットは何といっても待遇のよさ。
ざっくり挙げるだけでも次のような好待遇が…
- 収入面(日本の一流商社並みかそれ以上)
- レストランや施設等で割引が受けられる(多くの場所で30%引き)
- 時間の融通が利きやすい(定時がかなり早い、休みが長いなど)
現地の言葉が話せると、その国での暮らしがかなり楽になることは間違いなさそうです。
それが世界でもトップクラスに豊かな地域ならなおさらです。
1つの選択肢として考えてみるに値しそう。
少しでも中東諸国に興味を抱いたり、皆さんの一助になれば幸いです。
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